「塗装の下処理」や「塗装前処理」とは何の事ですか?
こんにちは!事務員の中川です。
大阪でもまん延防止措置が発令されてしまいました。
私、保育園に通う子供がいるのですが、
いつ休園の連絡が来るかひやひや・・・しております(;^^)
ですが、仕事はいつも通り、感染対策を万全に
「出来ることをやる」これしか無いですね。
さて、今日はオークマ工塗の下処理技術についてご紹介します。
オークマ工塗の下処理技術
他の塗装会社に「部材は処理済みの状態で供給して下さいと、言われました」
「図面に三価クロム酸処理・パルコート3700・アロジン処理って書いてあるけど…
これはいったい何…??」
「RoHS対応って何?塗装前処理ってこと??」
など、処理に関する質問も多く頂きます。
ここで塗装に関して最重要なポイント。
「塗装は、処理がとてもとても大事です!」
金属素材でおきる密着不良の原因は80%が
下処理の工程であると言われています。
下処理というのは、加工時の生地の汚れや油を落とし、
防錆皮膜を貼るものです。
この下処理がしっかりできていないと、
どんなに高い塗料を使ってもすぐにはがれてしまったり、
塗料本来の性能が発揮されなかったりします。
通常下処理は処理工場が受け持つので、
下処理工場に出す工程が生まれる為、
塗装業界で短納期は厳しいです。
処理工場を併設
弊社では、経営理念の一つでもある「顧客満足追及」の為
短納期を実現するために処理工場を併設しております。
処理の種類は、
・三価クロム酸処理
・リン酸亜鉛処理 (協力会社)
・リン酸鉄処理
・アルカリ脱脂
などなど様々な処理に対応できます。
(実は、これだけの下処理の種類が出来る処理工場も抱えている塗装会社は少ないのです)
処理と塗装をセットで出来るのはこんなメリットがあります^^
①輸送のコスト・時間の短縮
先ほども上げたように、処理会社~塗装会社の持ち運びをすると
当然ながらコストと時間がかかります。
また、それなりの距離があれば、持ち運び用の梱包の手間もかかります。
処理と塗装をセットで行うことで、コストカットと短期納期にも対応できるんです◎
②不良が出た時、お客様を板ばさみにしません。
密着不良などが出た場合、
「処理の問題なのか?塗装会社の問題なのか?」を、まず判断する必要があります。
他社処理ですと、お客様に両社の確認で手間をかけてしまうことが事があります。
処理と塗装をセットで行うことで、弊社内での原因調査が可能です。
まとめ
いかがでしょうか?
何度も言いますが、塗装前の下処理は塗装品質を確保する上で大切な工程です。
塗装と同じく下処理にも設立からのノウハウがあるので、
解決できる問題は必ずあるはずです。
もちろん、処理済の塗装のみでも問題なくお受けしますので宜しくお願いします◎
(※ただし、「下処理のみ」の注文はお受けしておりません。)
ぜひ、塗装の密着不良やゴミ・ブツが改善されずお悩み方はぜひ一度弊社へご相談ください!
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