「塗装職人」vs 「塗装ロボット」優れているのはどっち?
こんにちわ!
いつも大阪の焼付塗装・オークマ工塗のブログをご覧頂きありがとうございます。
弊社オークマ工塗では、業界では最先端の「塗装ロボット」を約8年前より導入しております。
今回は、「塗装職人」vs 「塗装ロボット」優れているのはどっち?という事で、
塗装職人と塗装ロボットの比較をしてみました^^
比較といっても軸がたくさんあるので・・・
今回はひとまず、「量産」VS「小ロット」の焼付塗装対決です!
量産塗装対決
まず、量産の焼付塗装から。
10000個の部品を毎日8時間塗装し続けると仮定します。
塗装職人の場合
スピード:☆☆
品質:☆☆
コスト:☆☆
ロボットの場合
スピード:☆☆
品質:☆☆☆
コスト:☆☆
ご想像の通り、丁寧に丁寧に仕上げる塗装を500個1000個1000個と、まったく同じ品質で作り続けれることは、おそらく不可能です。
人間は一つのモノに集中し最高の逸品を作ることはできますが、最高の逸品を作り続ける(量産)ことはできません。
それに比べ、ロボットは燃料さえあれば「作り続ける無限の体力」があります。
もちろん塗装品の形状や素材にもよりますが、
量産の焼付塗装の場合には、ロボットに軍配が上がりそうです。
小ロット対決
続いて、小ロットやサンプル塗装の焼付塗装対決です。
1個の物体に、それぞれが塗装するとご想像下さい。
塗装職人の場合
スピード:☆☆☆
品質:☆☆☆
コスト:☆☆☆
ロボットの場合
スピード:☆
品質:☆☆☆
コスト:☆
ご覧の通り、ロボットはティーチングの手間が発生するので、
小ロットや数個のサンプルの焼付塗装の場合は
塗装職人の方がスピート・コスト面で軍配が上がります。
長い年月をかけて培ってきた技術と感覚を自分の手で直接塗装することで、
素早く最高の逸品が完成するのです。
結果発表
以上の結果から、両者それぞれの特徴があり、どちらが優れているかはその時々の状況により変化します。
戦いは持ち越し・・・という事で、今回の勝負は「引き分け」という事で。
次回の戦いを、乞うご期待下さい!w
まとめ
実はロボットは導入前、社内では「本当にそんなにうまく塗装ができるのか・・・?」と疑問の声もありました。
が、熟練の塗装職人がつきっきりでティーチング(プログラムとして動作を記憶させること)を行った結果、
職人と同じ動きの再現に成功!今では主力となって工場を動かすロボットとして活躍してくれています。
そんな『ロボットでの塗装』を多くの人に知って頂きたいと思い、今回資料をご用意いたしました!
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などをまとめたページになっておりますので、ぜひダウンロードして頂き社内で共有頂けると大変嬉しく思います^^