【サテン塗装】インターホンカバー。黒の塗装は難しい…

2020/12/21
株式会社 オークマ工塗
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オークマ工塗はコレを問題解決します!
金属塗装、樹脂塗装、焼付塗装、電着塗装、特殊塗装、デザイン塗装のオークマ工塗。あらゆる素材への塗装・開発いたします!
製作者コメント COMMENT
こんにちは!
オークマ工塗の寺ッちこと、
営業の寺倉(テラクラ)です^^
もう今年もあと数日ですね…
今年を振り返って何かあったのかなと、
ふと考えて見ると…
やっぱりコロナ1色の年です^^;
個人も企業も世界が一変した1年でした。
そして弊社の決算は年明けの1月…
このままではヤバシかも。。
インターホンカバーをサテン塗装
今回ブログでご紹介する塗装事例は、各家庭にもあるインターホンのカバーを、「サテン塗装」しました。今では当たり前のように、画面付きのインターホンが備え付きでありますよね。(私の家にも(マンション)あります。)
ちなみにサテン塗装しました商品の写真がこちら。
インターホンにサテン塗装を施しました。
インターホンのカバーは樹脂で作られてる商品が多いですが、弊社で塗装しました商品の素材はアルミのダイカスト(ADC-12)です。また普及しているインターホンのカバー色はシルバーが多く使われているようにも思えますが、弊社へは「黒」を塗装して欲しいと依頼があったのです。実はこの「黒」の色目が要注意で、品質を安定させない問題を多発させます。
品質が安定しない「黒」の色目の問題
最も難しい黒の色目は「艶有」です。分かりやすく言うとピアノブラック色ですね。この黒の艶有は、指紋・キズ・ゴミと慎重に取り扱うレベルは、色目の中で最強クラスかも知れません。また、5分艶(半艶)と言われる色目は、すぐに色のムラや濃淡が発生します。艶消しにすると簡単にキズが入りそのキズは消えません。
なので弊社からは、塗料費のコストはそこそこで、品質の安定を重視させ、尚且つデザイン性の高い「サテン」を提案しました。
お客様としては表面の質感に少しインパクトが欲しかったようで、生地の段階でショットブラスト(粗目)を当てました。すると、サテンの凹凸がはっきりでるようになり、品質・質感ともにご満足の様子のお客様^^ これで量産が決定しました。
インターホンカバーの塗装工程
・ショットブラスト(下処理)
・三価クロム酸処理(下処理)
・焼付塗装
・パッド印刷
オークマ工塗では、下処理から印刷まで一貫して受注する事が可能です。また幅広い知識と、数百件を超える色目を使った実績もある為、お客様のイメージを具体的に表現し、商品を最適(品質・コスト)に作り出すご提案をさせて頂きます。
まずはお気軽にご相談ください。
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