2009/05/31
カーボン素材に塗装をする。 カーボンと言っても一般的に本物のカーボンを使った商品は少ないです。
何よりも非常に価格が高いからです。(カーボン柄転写や印刷が多いです。) ゴルフクラブシャフトや釣竿・レーシングカー部品等付加価値の高いものに使用されています。
やはりカーボン素材を前面に出したいので、カーボンをそのままにクリヤーコートすることが多いですね。 当然塗装品質レベルも高く、レベリング等外観には厳しくなります。 カーボン素材は繊維で出来ており、それを編んだ状態を樹脂で固めたものが主流です。 ただし、表面は凸凹で編み込んだスキマがある状態になっています。 その表面をレベリング良く深みのあるクリヤーコートに仕上げるのは、かなりの技術がいります。
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(レーシングカー部品)
工程は、目止め→液体パテ→ペーパー→下塗りクリヤー→ペーパー→上塗りクリヤーになりますが、
素材によってはこの工程を繰り返す場合や仕上げのバフ工程を入れる場合があります。 なにより全て手作業になりますので、技術者のスキルが問われます。
製作者コメント COMMENT
カーボン素材に塗装をする。
カーボンと言っても一般的に本物のカーボンを使った商品は少ないです。
何よりも非常に価格が高いからです。(カーボン柄転写や印刷が多いです。)
ゴルフクラブシャフトや釣竿・レーシングカー部品等付加価値の高いものに使用されています。
やはりカーボン素材を前面に出したいので、カーボンをそのままにクリヤーコートすることが多いですね。
当然塗装品質レベルも高く、レベリング等外観には厳しくなります。
カーボン素材は繊維で出来ており、それを編んだ状態を樹脂で固めたものが主流です。
ただし、表面は凸凹で編み込んだスキマがある状態になっています。
その表面をレベリング良く深みのあるクリヤーコートに仕上げるのは、かなりの技術がいります。
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(レーシングカー部品)
工程は、目止め→液体パテ→ペーパー→下塗りクリヤー→ペーパー→上塗りクリヤーになりますが、
素材によってはこの工程を繰り返す場合や仕上げのバフ工程を入れる場合があります。
なにより全て手作業になりますので、技術者のスキルが問われます。
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