2023/02/26
◗ UVインクジェットプリントとは?
UVインクジェットプリント(UV inkjet printing)とは、専用のプリンターを使い、UV(紫外線)硬化インクを使用して印刷する特殊なタイプのインクジェットプリンターです。通常のインクジェットプリンターとは異なり、インクが光にさらされると紫外線によって硬化する特性を持っています。
UVインクジェットプリンターでは、さまざまな材料や表面に直接印刷することができます。これには、プラスチック、ガラス、金属、木材、アクリルなどの剛性材料や、広告用バナー、看板、ポスターなどのフレキシブルな素材が含まれます。
UV硬化インクは、液体の状態で印刷された後、UV光によって瞬時に硬化します。この硬化により、インクは素材の表面に密着し、耐久性や耐候性を向上させます。また、硬化するための熱が発生しないため、熱に敏感な素材や熱変形の起こりやすい素材にも適しています。
◗ UVインクジェットプリントで出来ることは?
UVインクジェットプリントでは、デジタル技術を活用してデザインの自由度が高く、高品質な印刷物を実現します。細かいディテールや豊かな色彩表現が可能であり、写真やイラスト、テキストなどさまざまな要素を鮮明に再現することができます。また、印刷速度も比較的高速であり、大量生産にも対応できます。
UVインクジェットプリントは、広告業界、製品パッケージング、看板、ポスター、ディスプレイ、ラベル、オブジェ、プロトタイピングなど、さまざまな用途に広く利用されています。その高品質な印刷能力と多様な対応素材の特徴により、効果的な視覚的表現やブランドの強化を実現することができます。
1. インクの種類
2. 印刷可能なサイズ
3. 転写シール、シルク印刷、パッド印刷との違い
弊社のUVプリントで使用するインクは4種類です。
素材と印刷の密着を良くしたいときに使用します。
CMYK (シアン・マゼンダ・イエロー・黒)を混ぜてインクを作ります。カラフルな印刷が可能になります。
カラー(CMYK)では出せな白色のインクです。
透明のインクです。カラーの上からツヤやマットに仕上げたり、透明の柄で高級感を出したりします。
通常のUVインクジェットプリンターは
印刷可能範囲が100mmまでのモノがほとんどです。
それ以上になると印刷が可能範囲を超えるのもそうですが、品物の置き場所も必要になってきますので、断られたり、少量ずつしか対応してもらえないというケースがあります。
弊社では、場所のご相談も可能な限り柔軟に対応させていただきます。お客様のニーズに合わせて、より大きな印刷範囲や特殊な品物の印刷を提供するため、印刷場所や設備の調整を行っています。「サイズアウトで断られた」「印刷効率をよくしたい」「納期やコストを削減したい」などのお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。
一回における数を増やしての印刷をご提案しました。
以前は10分かかる1回に6ヶしか同時に印刷できなかったものが、1度に10個印刷できるようになり生産効率が向上しました。
UVインクジェットプリンターのデメリットとして、特定の素材に対して密着しにくいという課題が存在します。例えば、ガラス、金属、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、シリコン樹脂などは、その表面の特性や構成要素のため、UVインクの密着性が低くなることがあります。
密着度には様々な要素が関与します。下処理や塗料(インク)の選択、素材の特性、そして気候・気温・湿度などの条件が相互に影響し、密着度に変動をもたらすことがあります。
弊社は本業が塗装会社ということもあり、下処理工場、塗装工場を社内に併設しております。
塗装してから印刷をすることで、密着を保つ方法もございます。
また長年の塗装の経験から密着問題解決へのノウハウもあり、独自技術の「ワレンコート」は、特殊な処理を施すことで、軟質素材への塗装・印刷を可能にします。
弊社では、長年密着の問題解決や研究してきたノウハウがあり、通常塗装密着不可能といわれるゴムやシリコンにも「ワレンコート」という独自技術で軟質素材への密着を可能にしました。
UVインクジェットプリンターにも同じように、金属はもちろん、ゴムやシリコンへの塗装が可能です。また、塗装を挟むことでプリンターへの密着を改善するケースもあります。塗装や印刷の密着に関することもお気軽にご相談ください。
常にお客様は急いでいます。納期がないお客様は最大のストレスを抱えております。だからこそ生まれたタイムリー管理。
お客様からの在庫確認・資料請求・環境資料等をタイムリーに報告する事ができます。
お客様の一刻の連絡が一番の信頼獲得です。
タイムリーこそお客様が求める一番の品質管理要求事項であります。
・先方様をオークマ工塗様のショールームに案内し、「もやもやしていたイメージが明確になった」と大変感動して頂けました。(H社様)
・新規提案に装飾を取り入れたいと、オークマ工塗さんへ相談に来ました。塗装を何も知らない私でしたが、オークマ工塗さんの提案を受け大きな自信になりました。(T社様)
高低差2.3㎜程度でしたらほぼ問題なく印刷が可能です。当社では7.8㎜の高低差の実績もございます。一度ご相談ください。
UVインクジェットプリンターでは、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリロニトリル、ブタジエン、
スチレン(ABS)、ポリスチレン(PS)、アクリル(PMMA, 押し出し)、紙、布、人工皮革
木、ミディアム・デンシティ・ファイバーボード(MDF)が印刷しやすい素材です。
焼き付け塗装では金属全般(アルミ、亜鉛、鉄、ステンレス、真鍮など)
ウレタン塗装では(ABS、PC、PP、ナイロン、PEなど)
様々な素材に実績がありますので一度問い合わせ下さい。
横幅800×縦幅360×高さ200㎜まで印刷が可能です。ここまで大型のプリンターを導入している会社は希少です。
素材とインクの相性 下処理 など様々な原因が考えられます。一度相談してください。
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